外壁塗装は住まいの印象を決める重要な要素です。しかし「どんな色を選べば良いのか」「失敗しない色選びのポイントは何か」と悩まれる方も多いのではないでしょうか。
結論からいえば、外壁塗装は定番色である「ベージュ系」や「ブラック系」が人気です。
この記事では、2025年最新の外壁塗装人気色ランキングTOP5と、プロが教える失敗しない色選びのポイントを紹介します。
周辺環境との調和や経年変化まで考慮した、後悔しない外壁塗装カラー選びの決定版です。

- リズムペイントは今、勢いがあるリフォーム業者
- 無料屋根外壁診断・無料雨漏り診断・外壁・屋根カラーシミュレーションが可能
- 地域密着で職人直営の実績No1塗装専門店!
外壁塗装の人気色ランキングTOP5!2025年トレンドカラーを徹底紹介
外壁塗装を検討する際、どんな色が人気なのか気になりますよね。
ここでは、リズムペイントの施工実績や顧客アンケート、市場調査をもとに、2025年現在の人気色ランキングを紹介します。
- ベージュ系
- ブラック系
- グレー系
- ホワイト系
- ブラウン系
ベージュ系
ベージュ系は、その万能性から常に人気上位をキープしている定番色です。優しい印象を与え、どんな住宅スタイルにも調和するのが大きな魅力です。穏やかで落ち着いた雰囲気を作り出し、周辺の街並みと自然に溶け込む特徴があります。
また、ベージュ系の最大のメリットは汚れが目立ちにくい点です。とくに排気ガスや雨だれなどの汚れが蓄積しやすい都市部では、このメリットは大きいでしょう。
「飽きがこない」「長く愛せる」という理由で多くの方に選ばれており、周囲の景観を邪魔せず、どんな屋根色とも相性が良いのもポイントです。
ブラック系
シックで洗練された印象を与えるブラック系は、近年人気が高まっています。とくに白やグレーとの組み合わせでは、コントラストの効いたスタイリッシュな住宅が実現可能です。
最大の魅力は存在感であり、街並みの中でも際立つ印象を与えると同時に、汚れが目立ちにくいという利点もあります。ただし、熱を吸収しやすいため夏場の室内温度に影響する可能性があるので注意が必要です。
選ぶ際は真っ黒ではなく、わずかにグレーやブラウンが混ざったニュアンスカラーを選ぶと、より深みのある仕上がりになります。実際の色見本で確認しましょう。
グレー系
近年とくに人気が高まっているグレー系は、モダンでスタイリッシュな印象を与えます。落ち着いた色合いでありながら、個性をしっかりアピールできる色として、若い世代を中心に支持を集めています。
最大の特徴は経年変化が比較的少ない点で、白系のように汚れが目立ちにくく、濃い色のように色褪せが目立ちにくいというメンテナンス面でのメリットがあります。
明るめのライトグレーから落ち着いたダークグレーまで幅広いバリエーションがあり、とくに黒い屋根との相性が良いのも魅力です。
ホワイト系
清潔感あふれる印象を与えるホワイト系は、根強い人気を誇ります。最大の魅力は、どんなアクセントカラーとも相性が良い点です。
玄関ドアや窓枠、破風などのアクセントカラーを映える色にすることで、オリジナリティのある外観を実現できます。
一方で、ホワイト系の欠点は汚れが目立ちやすいこと。とくに交通量の多い道路沿いや工場近くでは注意が必要です。最近では防汚性に優れた高機能塗料も増えているので、プロに相談するのがおすすめです。
ブラウン系
落ち着きと高級感を演出するブラウン系は、とくに和モダンや自然素材を活かした住宅との相性が抜群です。
明るいベージュブラウンから深みのあるダークブラウンまで、さまざまなトーンが楽しめるのも魅力です。とくに人気なのは木目調の質感を活かした塗装で、天然木のような風合いが再現できます。
汚れが目立ちにくく経年変化も穏やかなため、長く住み続けることを考えると、飽きのこないブラウン系は賢い選択といえるでしょう。
外壁塗装の色選びで失敗しないための5つのポイント
外壁塗装の色選びは、一度決めると10年程度はその色と付き合うことになる重要な決断です。失敗しないためのポイントは以下の5つです。
- 周辺環境との調和を考える
- 屋根との色バランスを確認する
- 汚れと経年変化を考慮する
- 実物の色見本で確認する
- プロのアドバイスを活用する
本章では、外壁塗装で後悔しない色選びのために、プロの視点から重要なポイントを紹介します。
これらのポイントを押さえることで、塗装後の「思っていた色と違う」「周りと浮いてしまう」といった失敗を防げるでしょう。
周辺環境との調和を考える
外壁の色を選ぶ際、まず重要なのが周辺環境との調和です。どんなに好みの色でも、周囲の景観と極端に異なると、違和感が生じる原因になります。派手すぎる色や暗すぎる色は、周囲の家々と不調和になりやすいため、地域の景観や隣家の色味を参考にしながら選ぶべきでしょう。
とくに住宅密集地では、隣家や向かいの家との色調バランスを考慮することが大切です。海が近い地域では爽やかなブルー系やホワイト系、緑に囲まれた地域ではベージュやブラウン系が馴染みやすい傾向があります。
周辺に多い色調を参考にしながら、その中で個性を出す方法を考えると、調和のとれた外観になります。
屋根との色バランスを確認する
外壁の色選びで見落としがちなのが、屋根との色バランスです。屋根と外壁のバランスがとれていないと、住宅全体の印象が大きく損なわれてしまいます。
基本的には、屋根の色が濃い場合は外壁も同系色か明度を下げた色を、屋根が明るい場合は外壁も明るめの色を選ぶとバランスが取れます。
たとえば、黒や濃いグレーの屋根には、グレー系やブラウン系の外壁が調和します。反対に、明るいブラウンの屋根なら、ベージュやクリーム色の外壁が馴染みやすいでしょう。経年変化で屋根の色が変わっている場合もありますので、現在の実際の色を確認しましょう。
汚れと経年変化を考慮する
外壁の色選びでよく忘れられがちな重要ポイントが「汚れの目立ちやすさ」と「経年変化」です。白系は雨だれや排気ガスの汚れが目立ちやすく、濃い色は色褪せが目立ちやすいため、中間色や汚れが目立ちにくいベージュ系がメンテナンスの面で優位といえます。
とくに交通量の多い道路沿いや工場近くでは、汚れの付着を想定した色選びが必要です。また、南向きの壁面は紫外線の影響で色褪せが早いので、経年変化に強い色を選ぶか、高耐候性の塗料の使用をおすすめします。10年後の見た目も想像して、将来のメンテナンス負担が少ない色選びを心がけましょう。
実物の色見本で確認する
外壁塗装の色選びで最も重要なのが、実物の色見本の確認です。画面やカタログの色と実際の塗料の色は大きく異なるため、必ず実物の色見本を建物の外壁に当てて、さまざまな時間帯や天候で確認すべきです。
とくに朝・昼・夕方では光の当たり方が変わり、色の見え方も大きく変化します。また、晴れの日と曇りの日でも印象が異なるため、できれば異なる天候でも確認するのが理想的です。
さらに、色見本は小さいため、実際に塗装したときより明るく感じることがあります。これは「面積効果」と呼ばれる現象で、同じ色でも面積が大きくなると濃く見える傾向があります。
プロのアドバイスを活用する
外壁塗装の色選びは、専門知識がないと難しい判断が多く含まれます。色の見え方、経年変化、周辺環境との調和など、考慮すべき点は多岐にわたるため、専門家の意見を取り入れることが重要です。
塗装のプロは色の見え方や経年変化、地域特性に詳しいため、無料相談やカラーシミュレーションの活用で失敗するリスクを大幅に減らせます。プロの目線では、お客様自身が気づかない視点からのアドバイスが可能なのが強みです。
たとえば、家の形状や立地条件によって似合う色は異なりますし、将来的なメンテナンス性も考慮した提案ができるでしょう。弊社「リズムペイント」では経験豊富な専門スタッフが無料で色選びのお手伝いをしています。数十種類ある塗り板やパソコン、iPadを使い、実際の仕上がりを体感できる体験型ショールームを完備しているので、色選びの不安を解消できます。
【イメージ別】おすすめの外壁塗装色の組み合わせ4選
外壁塗装では、単色だけでなく複数の色を組み合わせるツートンカラーも人気です。色の組み合わせ次第で、住宅の印象は大きく変わります。
ここでは、住宅の外観イメージ別におすすめの組み合わせを紹介します。自分の理想とする住まいのイメージに合わせて、参考にしてみてください。
- 「グレー×ホワイト」
- 「ホワイト×ブラック」
- 「ブラウン × ホワイト」
- 「ベージュ×ブラウン」
シンプルモダンなら「グレー×ホワイト」
シンプルでモダンな印象を求めるなら、「グレー×ホワイト」の組み合わせがおすすめです。都会的でスタイリッシュな印象を与え、飽きのこないデザイン性の高さが魅力です。
グレーを主体色として使用し、ホワイトをアクセントに使うパターンが一般的です。たとえば、1階をミディアムグレー、2階をライトグレーやホワイトにすると、建物に軽やかさと立体感を与えられます。
とくに四角形を基調としたキューブ型の住宅や、シンプルなデザインの住宅との相性が抜群です。モノトーンのシンプルさが、周囲の景観を邪魔せず、どんな街並みにも自然に馴染みます。
爽やかな印象なら「ホワイト×ブラック」
クリアで爽やかな印象を与えたいなら、「ホワイト×ブラック」の組み合わせがおすすめです。コントラストが強く、印象的でシャープな外観を作り出します。
一般的には、ホワイトを主体色として使用し、ブラックをアクセントとして窓枠や破風、玄関周りなどに配置します。全体のバランスとしては、ホワイト7割:ブラック3割程度の比率が調和の取れた印象となります。
トレンドに左右されず、長年にわたって洗練された印象を維持できるのが魅力です。フラットな屋根や直線的なデザインの現代的な住宅との相性がとくに良いでしょう。
温かみのある家なら「ベージュ×ブラウン」
優しく温かみのある家を目指すなら、「ベージュ×ブラウン」の組み合わせが最適です。あたたかく家族を包み込むような印象を与え、長く住み続けたくなる住まいを演出します。
ベージュを主体色として使い、ブラウンをアクセントカラーとして取り入れるのが一般的です。たとえば、外壁全体をライトベージュにして、玄関周りや窓枠をミディアムブラウンにすると、程良いアクセントが生まれ、バランスの良い外観になります。
また、1階と2階でベージュの濃さを変える方法も効果的です。木材などの自然素材と組み合わせると、より一層あたたかみのある印象になるでしょう。
上品な印象なら「ブラウン × ホワイト」
洗練された上品な印象を求めるなら、「ブラウン×ホワイト」の組み合わせが理想的です。落ち着きと清潔感が共存する、バランスの取れた外観を実現できます。
濃いめのブラウンを1階または建物の下部に使用し、ホワイトを2階または上部に使うと、安定感と開放感を兼ね備えた印象になるでしょう。また、主体色をホワイトにして、窓枠や玄関周りをブラウンにすると、シンプルながらも温かみのある外観が完成します。
自然素材を取り入れたナチュラルテイストの住宅や、洋風の住宅との相性がとくに良いこの組み合わせは、経年変化による味わい深さも魅力です。
【ショールームで実物の色見本をご覧いただけます】
「リズムペイント」のショールームでは、実際の塗装サンプルや施工事例写真を多数ご用意しています。色選びのイメージづくりに、ぜひお気軽にお越しください。専門スタッフが丁寧にご案内いたします。
まとめ| 外壁塗装の色選びは家の印象を左右する重要なポイント
外壁塗装の色選びは、家の印象を大きく左右する重要なポイントです。色を選ぶ際は、周辺環境との調和、屋根との色バランス、汚れと経年変化、そして実物での確認が大切なことがわかりました。
ツートンカラーを用いることで、より個性的で魅力的な外観が実現できるのも魅力です。大切なのは、一時的な流行に左右されず、長く愛せる色を選ぶこと。
「リズムペイント」では、鎌倉・藤沢・逗子エリアで長年の実績を持つ専門スタッフが、お客様一人ひとりに最適な色選びをサポートいたします。無料相談・お見積りやショールームでの色見本確認など、お気軽にご利用ください。

- リズムペイントは今、勢いがあるリフォーム業者
- 無料屋根外壁診断・無料雨漏り診断・外壁・屋根カラーシミュレーションが可能
- 地域密着で職人直営の実績No1塗装専門店!
外壁塗装の色選びについてよくある質問
ツートンカラーと単色塗装ではどちらがおすすめ?
ツートンカラーと単色塗装、どちらが良いかはお住まいの形状や求める印象によって異なります。
ツートンカラーは住宅に立体感や奥行きを与え、視覚的に建物の印象を変えられます。一方、単色塗装は塗装工程がシンプルなためコストを抑えられ、色選びのリスクも少なく済みます。
とくにシンプルモダンなデザインの住宅には、単色の方がスタイリッシュな印象になることもあるでしょう。どちらを選ぶにしても、立地条件や建物の形状、周辺環境との調和を考慮することが大切です。
外壁を明るい色にすると汚れが目立つ?
とくに白系は雨だれや排気ガスの汚れが目立ちやすいのは事実です。しかし、最新の防汚性塗料を使用したり、ベージュなど少し明度を下げた色を選ぶことでこの問題は軽減できます。
とくに交通量の多い道路沿いや工場近くでは、純白よりもオフホワイトやライトベージュなど、わずかに色味や明度を落とした色を選ぶと汚れが目立ちにくくなります。
最近では汚れが付きにくい「親水性」や「光触媒」などの機能を持つ高機能塗料も増えているので、立地に合わせた選択を検討すると良いでしょう。
外壁塗装の色は何年くらいで色あせする?
一般的に外壁塗装の色あせは、南面では5〜7年、その他の面では7〜10年程度で始まりますが、使用する塗料の種類や品質によって大きく異なります。とくに南向きの壁面は紫外線の影響を強く受けるため、北向きや東西向きより早く色あせする傾向があります。
濃い色は色あせが目立ちやすいのも特徴です。高品質塗料を使用すれば10〜15年、特殊な高耐候性塗料であれば15〜20年以上色あせを抑えられることも。
外壁の美観と保護機能を維持するためには、色あせが目立ってきたら早めの対応が大切です。