雨漏り修理したいけど手元にお金がない……。
修理費用をまかなう方法や安くする方法を知りたい!
この記事を読んでいるあなたは、雨漏り修理の費用をどのように工面すべきか悩んでいるのではないでしょうか。
修理費用を準備していないのに雨漏りが発生すると、お金がないのにどうしようと心配になりますよね。
雨漏り修理は高額と思われがちですが、実際は修繕箇所や規模によって金額が変動します。また、工夫次第では大幅な節約も可能です。
この記事では、雨漏り修理をしたいがお金がないという方のために、雨漏りを安く修理する5つの方法を紹介します。
自分でできる雨漏り解決方法や良い雨漏り修理業者の選び方も解説するので、ぜひ参考にしてください。
- リズムペイントは今、勢いがあるリフォーム業者
- 無料屋根外壁診断・無料雨漏り診断・外壁・屋根カラーシミュレーションが可能
- 地域密着で職人直営の実績No1塗装専門店!
雨漏り修理したくてもお金がないときの対処法5選
雨漏りを修理したくてもお金がないときは、下記5つの方法を試してみましょう。
- 補助金/助成金を使う
- 火災保険を使う
- 瑕疵保険を使う
- 相見積もりを取る
- ピンポイントで修理する
組み合わせて使えば節約効果も高まるので、急な出費による負担軽減に役立ててください。
補助金/助成金を使う
雨漏り修理には、地方自治体(市区町村)が用意する「住宅リフォーム補助金」「住宅リフォーム助成事業」が使えます。
たとえば、埼玉県川口市では、屋根やバルコニーからの雨漏り修理に対して、工事費用の5%(最大10万円)を助成してもらえます(※1)。
助成額は自治体ごとに異なりますが、おおよそ工事費用の5〜10%(最大10〜20万円)を補助してもらえる場合が多いです。
申請時は「市内業者への依頼」や「最低工事金額」などの条件があります。
工事内容によっては自己負担ほぼゼロで雨漏りを修理できるケースもあるでしょう。
一方で、補助金のある自治体は限られる上、予算額に達し次第終了するため、早めの確認が必要です。
お住まいの地域の補助金の実施状況は、市役所の「住宅政策課」などに問い合わせてみましょう。
雨漏り修理に使える助成金については、以下の記事でも解説しておりますので参考にしてください。
※1)出典:埼玉県川口市 令和6年度 住宅リフォーム補助金パンフレット
火災保険を使う
台風や大雨、大雪などの自然災害が原因で雨漏りした場合は、火災保険で修理できる場合があります。
火災保険の申請には、損害状況の報告書や写真を保険会社に提出し、現場調査(審査)を受ける必要があります。
審査に通れば保険で修理費用を全額まかなえることもあるでしょう。ただし、契約時に自己負担額(免責額)を設定している場合は、修理費用からその分を差し引いた金額が保険金として支払われます。
なお、次のようなケースは火災保険の対象とならない可能性が高いため、注意してください。
- 修理費用が補償の下限金額に達しない
- 風災・雪災による被害が補償対象外になっている
- 住宅の施工不良や経年劣化が原因の雨漏り
雨漏り修理に火災保険を使えるかは、契約内容により異なります。加入している火災保険の保険証書や約款(やっかん)を確認し、不明点は保険会社へ問い合わせましょう。
瑕疵保険(かしほけん)を使う
築10年以内の雨漏りなら「瑕疵保険(かしほけん)」を使える可能性があります。
瑕疵保険とは、業者の設計・施工ミスによる瑕疵(かし:欠陥のこと)を補償する保険で、保険金額は最大2,000万円と高額の場合もあります。
平成21年(2009年)10月以降に建てられた新築住宅は瑕疵保険への加入が義務化されており、保証期間は引き渡しから10年間です。
ただし、すべての雨漏りが瑕疵保険の対象となるわけではないため、注意してください。たとえば、瑕疵保険の保険会社のひとつである「ハウスプラス住宅保証」では、次のようなケースを保険金の支払い対象外としています。
- 経年劣化や自然災害による雨漏り
- 引き渡し後に増改築した部分からの雨漏り
- 修理費用が10万円以下の雨漏り
また、瑕疵保険による修理工事は、その家を建てた工務店やハウスメーカーが行うと定められているため、まずは施工業者へ連絡しましょう。
施工業者が倒産・廃業している場合でも、瑕疵保険の保険会社へ修理費用を請求できます。
保険証券に記載された保険会社(例:日本住宅保証検査機構・住宅あんしん保証など)に問い合わせてみてください。
相見積もりを取る
複数の業者から見積もりを取り、料金や工事内容を比較することで修理費用を抑えられる場合があります。
雨漏り修理費の相場は「3万円〜200万円」と非常に幅広く、程度や修理箇所などによって大きく異なります。
また、料金は業者ごとに異なるため、見積もり額も異なることがほとんどです。
したがって、雨漏り修理の際は複数の業者から見積もりを取り、施工内容や料金を比較すると修理費用を安くできる可能性があります。
ただし相見積もりの数が多いと、業者とのやり取りで時間を取られるため、2〜3社程度にしておきましょう。
ピンポイントで修理する
必要以上の工事をしないことも、修理費用を安くするコツです。
雨漏り修理は大規模になると100万円を超えるケースもあります。ただし、事前に雨漏り原因を調査・特定し、ピンポイントで修理すれば、数万円の費用で解決できる可能性もあるでしょう。
不要不急の工事を回避するには、見積書に記載された工事が必要な理由について業者に説明を求めたり、雨漏り原因を特定できる技術力を持った業者を選んだりすることが大切です。
【自分でできる】お金がなくても雨漏りを解決する2つの方法
雨漏りの原因のひとつに、屋根やベランダに降った雨水がスムーズに排出されていないことがあげられます。
自分で雨樋(あまどい)やベランダの排水口の詰まりを取るだけで、雨漏りを一時的に解決できる場合があるでしょう。
ここでは、雨漏りが起こったときにチェックすべき「雨樋(あまどい)」と「ベランダ」の排水口の詰まりについて解説します。
雨漏り修理のお金がなく困っている人は、本章を参考に試してみてください。
雨樋の詰まりを取る
雨樋(あまどい)とは、屋根の先端や外壁の角などに設置された筒状の部品のことです。屋根に降った雨水を集めて排水路(側溝)に流し、建物を水から守る重要な役目を果たします。
雨樋が落ち葉・土・ゴミなどで詰まると、雨水が外壁のひび割れなどから内部に侵入し、雨漏りを引き起こすことがあります。
もし雨樋が詰まっていたら、トングやワイヤーブラシで掃除しましょう。
ただし、雨樋の詰まり除去は、あくまでも応急処置で根本的な対策にはなりません。雨漏りが発生した場合は、早めに専門業者へ修理を依頼してください。
ベランダ排水口の詰まりを取る
ベランダ(バルコニー)には雨水を外部へ逃がすための排水口が設けられています。この排水口が詰まると、大雨時にベランダが水浸しになり雨漏りする可能性があります。
通常、ベランダの床面には防水塗装が施されているため、水はけが多少悪くても雨漏りは起こりません。
しかし、防水塗装が劣化してひび割れていたりすると、そこから雨水が侵入して雨漏りが発生する可能性があります。
排水口が詰まっている場合は、トングやワイヤーブラシ、長い棒などで取り除きましょう。力任せに行うと内部の排水管が破損し、雨漏りが悪化する可能性もあるため慎重に作業してください。
なお、ベランダは雨漏りしやすい場所のひとつで、排水口の詰まり以外が原因で雨漏りすることもあります。雨樋と同様、詰まり除去は応急処置と考え、早めに専門業者へ修理を依頼しましょう。
雨漏り修理は実績がある屋根工事業者に依頼する
雨漏り修理は専門知識と経験が必要な難しい工事で、雨漏り修理の実績がない業者も少なくありません。
そのため、雨漏り修理を依頼する際は、雨漏り修理の実績が豊富な「屋根工事業者」や「外装工事業者」を選びましょう。
雨漏り診断士・屋根診断士・防水施工技能士など、雨漏り修理に関する資格をもつ業者ならより安心です。
また、業者を選ぶ際は施工実績や資格の有無だけでなく、価格の明確さ・対応の丁寧さ・アフターサービスの充実度なども含めて検討してください。
まとめ|お金がなくても雨漏り修理はできる!紹介した方法をひとつずつ試そう
まとまった資金を用意するのが難しくても、工夫次第で雨漏り修理は可能です。本記事で紹介した方法の中から、自分に合ったものをひとつずつ試してみてください。
また、雨漏りを確実に止められる技術力の高い業者を選ぶことも、費用の節約につながります。
雨樋やベランダ排水口の詰まりを取るなど応急処置をしつつ、雨漏り修理の実績を持つ「屋根工事業者」や「外装工事業者」へ修理を依頼しましょう。
当社「リズムペイント」は鎌倉市・藤沢市・逗子市を中心に、住宅の塗装や雨漏り調査・修繕を行う雨漏りの専門家です。
雨漏りに関するご相談の受付、専門資格(1級防水施工技能士・雨漏り診断士)を持つプロによる雨漏り原因の調査・特定・対策提案を承っております。
雨漏りでお困りの際はお気軽にお問い合わせください。
- リズムペイントは今、勢いがあるリフォーム業者
- 無料屋根外壁診断・無料雨漏り診断・外壁・屋根カラーシミュレーションが可能
- 地域密着で職人直営の実績No1塗装専門店!
お金がないときの雨漏り修理に関するよくある質問
雨漏りは自然に直る?
雨漏りが発生した場合、屋根や外壁など建物のどこかに問題が発生していることが可能性が高いです。
そのため、雨漏りを放置しても自然に直ることはありません。
放置すると、さらに雨漏りがひどくなったり、雨漏りで湿った木材にシロアリが発生したりと、被害が拡大する可能性があります。
雨漏りした場合は早めに専門業者へ修理を依頼しましょう。
補助金や保険以外に雨漏りを安く修理する方法は?
修理費用の一括払いが難しい場合は「リフォームローン」を使うと家計への負担を軽減できます。
住宅ローンより金利は高めですが「審査時間が比較的短い」「無担保でも借りられる」などのメリットもあります。
業者によっては修理費用のクレジットカード払いが可能だったり、提携するリフォームローンを紹介してくれたりするため、一度相談してみてください。
雨漏りはコーキングで直せる?
雨漏りの原因を突き止めずに、コーキングでひび割れやすき間をふさいでも改善しないことが多く、逆に雨漏りが悪化することもあります。
また、高所作業中の落下・転倒のリスクもあるため、コーキングによるDIY修理はおすすめできません。
雨漏り修理は、知識と技術をもつ専門業者に依頼した方がスムーズに解決できるでしょう。