外壁のカビやひび割れなどは、ある程度見えてわかっても、

屋根の状態はどうなのか心配な方は多いのではないでしょうか？

屋根は自分で確認することが難しく、突然業者から指摘を受けたり・・・。

屋根塗装が必要か、またはもっと大掛かりな補修が必要か、判断するのは簡単ではありません。

今回は、屋根の状態をチェックし、屋根塗装が可能な場合とそうでない場合の

見分け方をお伝えしたいと思います！

• 屋根塗装が向いている屋根の特徴
• 屋根の劣化具合による適切な対処法
• 屋根カバー工法や葺き替えが必要なケース

ご自宅の屋根に不安を感じているご家族は、ぜひ最後まで読んでみてください！

屋根塗装が可能な屋根の特徴

屋根のメンテナンスとして「屋根塗装」が適している屋根にはいくつかの特徴があります。

ご自宅の屋根が塗装可能かどうか確認してみましょう！

軽微な劣化や色褪せが見られる場合

屋根の表面に色褪せや軽いひび割れが見られる場合、屋根塗装がおすすめです。

特に、スレート屋根や金属屋根は経年劣化により色褪せが進行しますが、

塗装を施すことで美観を取り戻すことができます。

こうした劣化は、塗装によって防水性能も改善されるため、早めの対応がおすすめです。

雨漏りが発生していない場合

雨漏りが起きていない場合、屋根塗装は十分なメンテナンス手段となります。

特に、防水機能を強化するための塗装が可能で、雨漏りの発生を未然に防ぐことができます。

ただし、屋根材や下地の劣化が深刻な場合は別の対応が必要です。

屋根材が比較的良好な状態である場合

屋根材が大きな損傷を受けていない場合、塗装により、屋根材を保護することが出来ます。

耐久性が高い材料であれば、定期的な塗装によって寿命を延ばすことも可能です。

屋根塗装では対処できない屋根の特徴

一方で、屋根塗装では対応できない場合もあります。

次に示す状態の屋根は、カバー工法や葺き替えが必要になる可能性が高いです。

塗装できない屋根材の場合

2000年～2008年のノンアスベスト転換期に普及したノンアスベストのスレート屋根材の場合

具体的にはグリシェイドNEO、コロニアルNEO、パミールなど

強度不足で割れてしまうため、塗装をしても割れてしまうため、

屋根カバー工事や葺き替え工事をする必要があります。

屋根自体が脆いので塗装しても意味がありません。

深刻なひび割れや破損がある場合

屋根材に大きなひび割れや破損がある場合、塗装だけでは問題を解決できません。

このような損傷は、防水シートや下地にも影響を与えていることが多く、根本的な修繕が必要です。

特に、スレートや金属屋根でひびが広がっている場合、屋根カバー工法が有効です。

屋根の表面が剥がれたり、腐食している場合

屋根の表面が剥がれている、または金属屋根が錆びついている場合、塗装では補えません。

剥がれや腐食は屋根全体の構造に影響を与えるため、早めに屋根カバー工法や葺き替えを検討することが重要です。

屋根のメンテナンスを２０年間していない場合

２０年間メンテナンスをしていない屋根の場合は、屋根塗装ではなく

屋根カバー工事、葺き替え工事がお勧めです。

屋根塗装ができるかどうかを自分でチェックする方法

ご自身でも簡単にチェックできるポイントをいくつか紹介します。

これらを参考に、塗装が可能かどうかの目安としてみてください。

屋根に立ち上がらず、地上から目視で確認できる範囲でチェックしましょう！

屋根の表面をチェック

色褪せや軽度の汚れが目立つ程度なら、塗装が有効です。

しかし、ひび割れや欠けが見られる場合は、塗装だけでは対処できない可能性があります。

雨漏りの有無を確認

屋根裏や天井に水漏れの跡がないか確認しましょう。

雨漏りが発生している場合、塗装だけで解決することはできません。

早急に専門業者に点検を依頼することをお勧めします。

まとめ

今回は「屋根塗装できるかどうかの屋根の見分け方」について解説しました。

軽度の劣化であれば屋根塗装が有効ですが、深刻な損傷がある場合はカバー工法や葺き替えを検討する必要があります。

屋根の状態をしっかり確認し、適切なメンテナンスを行うことが大切です。

リズムペイントでは皆様の大切なお家を守るため、最適な屋根メンテナンスを提案しています。

ご不安な点がありましたら、ぜひご相談ください。