【鎌倉市】アーバニーグラッサ屋根について
鎌倉市の皆様こんにちは!
鎌倉市地域密着の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店のリズムペイントです!
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
いつもブログをご観覧頂きましてありがとうございます(^^)/
早速ですが本日はスレート屋根の中でも少し特殊な
「アーバニーグラッサ」について紹介します!
スレート屋根とはセメントを薄い板状に成形し加工した屋根材で
経年によりヒビが入ったり割れたりしてしまうという特徴があります。
中でもアーバニーグラッサは、特に割れが発生しやすい屋根材なのです。
割れやすい原因は主に2つあります。
特徴でもある縦葺きのようなデザイン
アーバニーグラッサの特徴は、縦葺きのような独特なデザインです。
一般的なスレート屋根は、1枚が横長の長方形なのに対し、アーバニーグラッサは
少し縦長の長方形をしております。
その為、屋根材1枚辺りのサイズが小さく強度が劣ってしまうという弱点があります。
ノンアスベストによる強度の低下
アーバニーグラッサは「1982年~2005年」まで製造販売されていた屋根材です。
また販売停止に至るまで、3度の仕様変更があった屋根材でもあります。
仕様変更をするに至ったのには、日本国内におけるアスベスト規制があった為です。
アスベストは天然繊維状鉱物で、耐火性、耐久性に非常に優れた材料です。しかし現在では一般的に知られているように
粉塵を吸い込むことで健康被害に多大なる悪影響を及ぼします。そのため、1975年から日本国内でアスベストの使用規制が始まりました。
2004年までは「全体の1%重量まで」使用可能、2006年までは「全体の0.1%重量まで」使用可能といった段階的規制が行われ
2006年以降はアスベストの使用が「完全に禁止」されております。
アーバニーグラッサは塗装が困難?
屋根材の多くは「10~15年」に1度、塗装によるメンテナンスが必要とされております。
しかしアーバニーグラッサは塗装が困難な屋根材でもあります。
特殊な形状から塗装に手間がかかる
アーバニーグラッサは一般的な屋根材と比べ、屋根材同士の間隔が広くなるように設計されております。
通常、屋根の塗装にはローラーを使用するのですが、屋根同士の間隔が広いことから
一部ローラーでの施工が行えず、刷毛(はけ)による塗装が必要になります。
割れやすい
屋根は塗装を行う前に、下地処理という工程が必要です。
下地処理とは、高圧洗浄による古い塗膜の除去や、ケレンによる下地調整です。
アーバニーグラッサは前述したとおり割れやすい屋根材なので
下地処理の際に負荷が掛かり割れてしまうことが多く塗装には向いていない屋根材というわけです。
アーバニーグラッサのメンテナンス方法は?
アーバニーグラッサは様々な理由から塗装によるメンテナンスに向いていない屋根材です。
塗装を行う場合はアスベストを含有しているアーバニーグラッサまででしょう。
アスベスト含有材であれば、丁寧に塗装を行えば問題ないケースもあります。
ノンアスベストのアーバニーグラッサのメンテナンスでは
「葺き替え」か「カバー工法」がおすすめです。
前述したとおり、作業中に屋根材が割れるリスクが高いためです。
■■まとめ■■
アーバニーグラッサは独特な意匠性から非常に人気があった商品で
自宅に使用されている方も多いのではないでしょうか。
しかしその形状から割れやすくそしてノンアスベスト材の場合は
さらに割れやすくなっています。
屋根材が劣化してきたら、しっかりと商品の特徴を知って
メンテナンス方法についてご検討してみてください。
リズムペイントではそんな難しい施工でも自信をもってやらせていただきます!!
鎌倉市の皆様いかがでしたでしょうか。
是非この機会に、大切なお住まいをメンテナンスしましょう!
外壁塗装・屋根塗装をお考えの方は、まずはお気軽にご相談ください♪
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