塗装の『色』の選び方①
2021.07.09 (Fri) 更新
住宅塗替えの色、どう決める?
こんにちは!
今回は、屋根や外壁の塗り替えを決め、業者も決めたあと、
次に悩むことが多い、塗装の色についてお伝えしたいと思います。
外壁の色を塗替えるのは滅多にあることではなく、一度塗り替えると次の塗り替えは約10年後・・。
選ぶ色によって家のイメージや雰囲気が大きくかわるので、慎重に考えたいですよね。
外壁の色選びで気をつけたいポイント!
①周囲の景観、街並みとの調和
近隣の住宅との調和を考えたり、住んでいる市区町村に「景観ガイドライン」
がないか確認する必要があります。
京都・鎌倉などのコンビニの壁が、本来の企業のシンボルカラーではなく、
茶色のものを見かけたことがあるのではないでしょうか。
歴史的建築物が多い地域などでよく見られ、
外壁に使用する色が限定される場合があるので注意が必要です。
一般住宅では、「緑と調和する色」や「自然景観と調和する色」等
景観ガイドラインが設けられている地域もあります。
②面積効果に注意
色の大きさによって見え方が変わってしまう視覚効果で、
面積が小さいと濃く、大きいと薄く見えるため、
色単体ではなく、全体をイメージしてみることが大切です。
③光原(太陽、蛍光灯、白熱灯)による見え方の違い
当たる光によって見え方が異なるので、外壁塗装の場合は色見本を外の太陽光にあてて見ると、
仕上がりイメージに近い色になります。
④汚れやすさ、色あせなど機能面
立地条件も考慮する必要があり、大通り沿いの住まいであれば汚れが目立ちにくい色をお勧めします。
外壁の汚れで一番多いものは砂やほこりなので、
汚れが目立たないように機能面で外壁の色を選ぶ方にお勧めしている色は、
それらの汚れが目立ちにくいベージュ、アイボリー、グレーです。
逆に、汚れが目立ちやすい色は白、黒です。
また、変色しやすい色は濃い原色系の色で、経年劣化で変色が目立ってしまうので、
避けた方が無難だと思います。
色選びに迷ったら、外壁塗装のプロに
ご相談ください!